2012年02月29日

【Gadget】スマートフォンがカーナビを再定義する

MirrorLink.jpg

■価格バランスが悪すぎるカーナビ

スマートフォン、特にiPhoneがハードもOSも毎年毎年、着実に進化を遂げている状況で、既存のカーナビは、購入してから車を手放す迄の10年間も同じハード・同じOSであるにも関わらず「20,30万円以上でかつ地図更新は有料」というビジネスモデルはどうみても破綻してる。高級車を除けば、カーナビは今すぐにでもスマートフォンに乗っ取られるだろうね。

そもそも、100〜150万円の軽自動車に20万円のカーナビって、どう考えても価格バランスがおかしいよ。

クルマの装備として期待しているのは「モニタ(6〜7インチ)」と「センサ値」(車速センサとかジャイロとか)だけ。あとは何も期待してない。仕事はスマホが勝手にやるから「手足だけ貸してよ」ってこと。

■クルマメーカがやろうとしていること

クルマメーカは「このままでは全てスマートフォンに乗っ取られる」という危機感からか、「(自前でどうにかするための)新しい仕組み」を模索しているようだ。ただし、UIの作り込み・クラウドサービスと端末(車載器)との連携などの分野において、AppleやGoogleと同等の「おもてなし」をクルマメーカは実現することができるだろうか?

■車載器メーカがやろうとしていること

(カーナビ専業でやってきた)車載器メーカは、スマートフォン依存型のナビゲーションを模索、製品投入を検討しているようだ。アルパインが、標準化団体が策定した仕様「MirrorLink」を昨年末から欧州に投入、今年春以降に米国で展開予定。仕組みはリモートデスクトップのようなもの。カーナビとスマートフォンはUSB(制御信号)やBluetooth(音声)で接続して、カーナビは画面出力と操作性(タッチパネル)を担い、スマートフォンを操作するという仕組み。

リモートコントロールのブログラム部分はVNCを使っているらしい。VNCを使うことがベストソリューションかどうかは別にして、仕組みとしてはこれで良いと思う。この方法なら、対応できるスマートフォンもアプリ次第で(いくらでも)広がるわけだし。カーナビが毎年毎年アップデートすることなんて期待してないし、できないし。だから、比重は圧倒的にスマートフォンに置くべきだと思う。

とにかく余計な事をしないでいいから、スマートフォンの画面を(限りなく)そのままモニタに出して欲しいんだよね。

■クルマメーカがやるべきこと

クルマメーカがこれからやるべきなのは端末(デバイス)へのこだわりを捨てて、クラウドによるユーザ情報の収集及び「走る楽しみ」への応用・提案だと思う。ハード事業から、ソフトウエア(アプリ)やサービス事業への構造改革が必要だろう。

「端末(ハード)だけでは食っていけない時代が来た」という意味では家電やPC、スマートフォンと全く同じだ。

□参考
▼「日経エレクトロニクス(2012.2.20)”スマートフォンが迫るカーナビ再定義”」:「MirrorLink」関連情報の一部引用
カーAVプレス-クルマ・音楽・旅・カーナビ・カーオーディオの情報満載: 世界初!MirrorLink認定ディスプレイオーディオ
Car Watch 【2012 International CES】開発移行が容易なNVIDIAの車載向け「Tegra 3」システム
posted by Sakak at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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