2012年01月29日

【車】カーエレクトロニクスの進化が止まって見える件

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LEXUS > GS450h/GS350/GS250 > ナビゲーション・オーディオ
この、新型レクサスGSの、12.3インチワイドディスプレイの表示例を見たときに、なんていうか、車から興味がなくなっていく理由の1つを見たような気がした。

普段、iPhoneやiPadのUIやアプリやサービスに触れていて、進化の速さを日々体感しているわけだけど、それに比べて、カーエレクトロニクスの進化は止まっているように見える。

せっかく12.3インチというワイドなエリアを与えられたのに、なんだこの画面は。7インチで表示していたそれぞれの画面を、同時に表示しているだけじゃないか。ワイドで表示できるなら、ワイドで表示できることを生かしたアプリケーションなり、画面なりの表示ではないのか。

これで、価格はGS250が510万円〜、GS350が580万円〜、GS450hが700万円〜。

この画面で、この値段を出させて、そして10年も付き合えってか。。。

自動車本来の「動力性能」とか「セーフティー装置」とか、そういう部分は確実に進化しているように見えるのに、カーエレクトロニクスだけが、ものすごく遅れているように見える。というか、スマートフォンやタブレットの進化に全くついていけてない、という印象。

だったら、ついていく、ということではなくて、この12.3インチのスペースに、クラウドと直につながっているスマートフォンやタブレットを「はめこむ」という発想になぜいたらないのか、不思議でしょうがない。

得意の大人の事情か。カーナビゲーションを自分たちの手で作って売っていかないと、そこで利益を出せないから、か?スマートフォンで、GoogleMapでナビゲートをされてしまったら、何十万円もする高価なカーナビゲーションも誰も買わなくなるし、地図の更新で1万円以上のお金も取れなくなるもんね。そういうのが、もう完全に、今の時代の感覚、特に若い人達のそれとは合わなくなってきている。

方法はいくらでもある。車にDockをつけて、そこにスマートフォンを接続してフル機能を車のタッチパネルから扱えるようにするか、又は、車の中に、最初から埋め込んでおくかのいずれか。

こんな状態ではダメなことはたしか。ITと車の融合を拒んでいるようにしか見えないし、それは自分たちの利益を守るためにしか見えない。

□関連リンク
【Gadget】従来型のカーナビは間もなく消滅するだろう件 - Sakak's Gadget Blog
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2012年01月25日

【SNS】SNSに欲しい3つの機能

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現状、SNS(主にGoogle+/Facebook)を使っていて、追加して欲しい機能が3つある。

■1.投稿したスレッドを、見やすく残せる仕組み

カテゴリ(ディレクトリ)毎に、プロフィール配下に保管していきたい。後から参加した人も、閲覧しやすい。時系列で追うやり方は効率が悪い。そして、各アカウント毎にカテゴリ分類されているものを、アカウントを超えてSNS全体を横断的に閲覧・検索できるような仕組みがほしい。

■2.あるテーマについて継続的に議論を続けられる会議室のような場

1と2は統合されてもいい。ポイントは過去の議論が見やすく残っていることと、リアルタイムでウオッチできていなくても、途中からでも話に加われること。

■3.Q&A機能

某知恵袋のたぐいは、SNSプラットフォームの中でやってこそ本領を発揮すると思う。匿名ではない「人」同士間では、教え合える情報の確からしさは期待できると思う。教えた人の評価が上がるメリットも機能として盛り込みたい。また、「○○さんが詳しいかも」という推薦機能も欲しい。

■まとめ

SNSとブログは、言ってみれば「揮発性」と「不揮発性」という違いがあると思う。賞味期限が違う。せいぜい、半日〜1日もたてば、投稿は流れていく。Twitterに関してはもっと短いんじゃない、せいぜい数時間かな。

流れていくからこそ気軽に投稿ができるという考え方もできるが、じっくり腰を下ろして(継続的に)議論したい、という投稿があっても、思うようにハンドリングできない。

SNSが流行りだしてもお、いや、なおさらブログを始める人が活発化しているように感じるのは、SNSには足りない「不揮発なもの」という役割をブログに期待しているからではないかな。

以上。
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2012年01月24日

【Gadget】次世代TVはソーシャルTVと言うべき3つの機能を持つ

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次世代TVは「スマートTV」と言うよりも「ソーシャルTV」と言うべきものになると思う。高機能・高性能化ではなく「どのくらい自分にマッチした番組を表示してくれるか」が求められているTVだからだ。

では、どんな機能が必要なのか?

■1.ソーシャルサービスとの連携(Facebook/Google+/Twitter/mixi/...)

次世代TVは、各種SNSとの連携がマストだ。ネットで話題の番組、「友人」が視聴中・視聴予定・視聴済み、高評価だった番組、そういう番組情報をシェアし、活用できるTVになる。

■2.ユーザアカウント制御

次世代TVは、ユーザアカウント制御ができるようになる。制御できなければ個人にマッチしたTVは実現できない。いつまでも個人に特化できなかったので、既存のTVが魅力を失ったのだ。自分ひとりで見ている時と家族で見ている時とで、同じ画面で同じ番組が表示され続けるのには、もはや限界がきている。

■3.ソーシャルデータの解析により実現する視聴提案

次世代TVは、スマートフォンの画面を見た時「今夜、あなたの好きな○○という番組があります。」と提案してくれる機能がついている。出演者、ジャンル、監督、プロデューサー、脚本家、原作、あらゆる材料とソーシャル情報(個人の嗜好、ライフログ)を突き合わせて、ポップアップで提案する。そこで「視聴」ボタンを押せば、その場で予約完了。既に放送が終了していれば、すぐに視聴可能。

「どんな番組を見たのか」というログは、提案する際の材料として有効利用できる。また、録画したけど、見ないで消したのか、最後まで見たのか、なども大事な要素。アクティビティを、次の提案に生かす。そういうことは、従来のTVやレコーダーではできなかった。

■ビジネスをどう成り立たせるか?

機能としては上記だが、では、現実的に、どうビジネスとして成り立たせればいいのか。

現時点での一つの解は、SNSが核となるビジネスモデルかな。

もっともイメージのわきやすいのがFacebook。Facebookのアプリ上でTVを視聴する、というモデルだ。

・放送局側のメリット・・・
 広告がより広範囲にうてる、視聴者を正確にトレースできる
・Facebook側のメリット・・・
 情報が活発にシェアされる、誰が何を見たかという情報をgetできる

お互いが損をしない関係になれる。

TV番組を見るときは、Facebookの認証後に視聴することになる。マルチプラットフォーム対応。スマートフォンでもタブレットでも良い(もちろん外出先からでも)。FacebookのTV視聴アプリで閲覧する仕組み。

一例としてFacebookという名前を挙げたが、もちろん、Googleでも、同じことができるだろう。

■Appleはどうするのか?

Appleはどうするのだろうか?じつは、そこがよく見えない。Appleが2012年にもiTVを出す噂があるのだが、メジャーなSNSコンテンツを持っていないAppleがどう実現するのかが、わからない。

ビジネスとして成立させるためには、放送局側のメリットとApple側のメリットが必要だと思うから。

Appleは、iTV発売と同時に、iCloud上にTV視聴体験ソリューションを立ち上げて、そこに情報をどんどんためていくのだろう。だが、我々は日常的にはFacebookやGoogle+やTwitterを使って交流している。既に活性化している各種SNSの情報をAppleがどのくらい有効利用できるのか、有効利用させてもらえるのか、そこがカギになるだろう。

また、Appleはコンテンツ(中身)ではなく、デバイスを掴んでいるので、そのメリットを生かすとすれば、デバイス間の連携だろう。iPhone−iTVやiPad−iTVがシームレスに連携することで、新たなユーザ体験が生まれる可能性がある。そこは、1社で実現しているからAppleのほうがGoogleよりもアドバンテージがあるし、Facebookにいたっては手が出せない部分。

「我々は日常的にはFacebookやGoogle+やTwitterを使って交流している」と上で書いたが、そもそも、その交流に使っているデバイスはiPhoneだったりするわけだから、その情報をAppleがフックしてiTVと連携させちゃうというアプローチでも、面白いことになるかも。さすがに情報の内容までは関与できないだろうけど、デバイスを掴んでいる強みはどこかで生かせるはず。

AppleはAppleらしく、GoogleはGoogleらしく、もしかしたらFacebookも(?)、新しいTVを作り出すだろう。楽しみだ。
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2012年01月19日

【Gadget】Ultrabookは誰が作っても同じ物ができる

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ソニーの13インチ VAIO Ultrabook プロトタイプ -- Engadget Japanese

■SONYがなかなか立ち上がれないワケ

PCについては、もう外観だけで唸らせることはできなくなった。必要なのは、奇抜なデザインが必要なのではなく、Appleとは違うデザインにすることでもない。全ての機器が繋がるプラットフォームを作り、具体的なビジョン・ブランドを打ちたて、UX(ユーザエクスペリエンス)を示すこと。

VAIOという名前をPCだけで使っている限りSONYはここから抜け出せない。SONYのタブレットやスマフォに対して、PC(VAIO)が、ユーザのイメージの中で完全に隔離されている。PC、スマフォ、タブレット、TV、ウオークマン、カメラに関しては「全て同じプラットフォームに乗っかってますよ」「連携してますよ」とユーザに思わせるイメージ作りが必要なのに。

SONYが立ち上がるために必要なのは、バラバラになった機器が連携して動く仕組み作り、物作りだ。

それができていないうちは、「このPCってMacbookAirに似てるよね?」とか言われて終わり。そもそもUltrabook規格のPCなんて、どこの誰が作ったってMacbookAirに似てくるに決まってる。外観や部品(CPUは同じintel)でオリジナリティを出すことなどできないし、OSは自社のものではないのだから台湾や韓国メーカーとの価格競争に巻き込まれるのは目に見えている。

Appleの強みは、全ての機器が連携できている使いやすさ、わかりやすさ、安心感。iCloudの登場で、そのレベルがさらに上がった。

■Windows8は救世主にはならない

そのあたり、ユーザーには完全に見透かされてるから、今の流れでいけば、Ultrabook規格のノートで成功する日本のメーカーなど、どこにもない。そうなると、Windows8に期待せざるを得ないのだろうが、正直に言って、先行きは暗い。intel版は見た目の変化は多少あっても、実質上、Windows7からの変化は少ない。新しく出てくるタブレット版(ARM版)はご祝儀相場で多少出るだろうが、iPad3の発売後でどこまで売れるかは未知数。

■日本のメーカーの今後

日本のメーカーは、このままでは大幅な事業転換を迫られることになる。「intel頼み」「Microsoft頼み」という体質から脱却して、手持ちの道具を連携してユーザーに「何をもたらすか」を考える直すべき。

日本のメーカーは、一つ一つのデバイスの性能はそこそこ良いものを持っているのに「まとめること」「連携すること」ができないから、「多少売れても儲けがでない」か「売れないし儲けもでないので廃業」という状態。

痛みを伴う構造改革が必要でしょうね。なんとか党みたいだけど。

以上。
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2012年01月18日

【Gadget】超ソーシャルに変貌するTV〜カギは先読みとおもてなし〜

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■貯めこむ時代から利用する時代へ

現在は、SNSやTwitterを通じて「ソーシャルな情報を貯め込んでいる時代」なのだと思うが、間もなく、この「ソーシャルな情報を利用する時代」がやってくる。

SNSに投稿している時、コメントをつけている時、TVを見たりラジオを聴きながらツイートしている時、どこで食事をしたかをチェックインして、そこで何を食べたか写真を撮っている時、そういうあらゆる場面で、自分の嗜好をアウトプットし、データ化している人がいる。アウトプットし合って、それを共有して楽しむという雰囲気を各自が作り出しているわけだけど、実は、それら全てのデータが、今後、自分が機器を扱うための元データになるんだと思う。ソーシャルなデータとして。

これから出てくる超ソーシャルなTVが、(ソーシャルデータを活用する)1番バッターじゃないのかな、と思って期待している。

■スマートフォンやタブレットのようにソーシャル化するTV

今のTVというのは、家族の誰がTVの前に立っても、同じ内容が映るよね(あたりまえか)。

でも、スマートフォンやタブレットは違うでしょ?自分のアカウントで紐づいた各種サービスが、自分宛ての情報をチェックしてポップアップで表示してくる。そういう、ソーシャル感の差が、これから縮まると思う。つまり、TVに写し出される情報が、スマートフォンやタブレットのように、よりソーシャルになる。

TVの前に誰かが立った(座った)時、誰が立ったのかを区別するようになる。そして、区別した結果、その人に最適化されたチャンネルであったり、情報であったりが表示されるようになるんだと思う。そうなるべき。

■ユーザを切り替えるには?

どうやってTVの前にいる人を区別するか。

いくらでも方法がある。顔認識でもいい。音声で指示を出してもいい。スマートフォンを手元に持っていたら、そのスマートフォンの識別番号で区別してもいい。複数人がTVの前にいたら、家族モードになってもいい。手段についてはここでは多くは語らないが、とにかく、誰がTVを見ているのかを、TV自身が把握することは技術的に可能だ。

■TVに何を表示するか?

では、TVに何を表示させるのか。

ここが核の部分。何を表示させればいいかは、スマートフォンの中に全ての答えがある。データの実態は、スマートフォンからつながっているクラウドにある。だから、TVとスマートフォンが密に連携する必要があるのだ。

望まれるのは、ユーザが何を見たがっているか、どんな情報を欲しがっているかを「先読み」して「おもてなし」をするTVだ。

例えば、TVの前のソファーに座ったら、電源が自動的に入り、人を識別。次に、そのユーザが「お昼休みに友達同士で話をしていたドラマ」が1クリックで再生できたり、「お気に入りのTweetに登録したニュース情報のTV動画」をダイジェストで再生してくれたり。いつもチェックしている地元の天気予報や道路交通情報が最新にアップデートされていたり。

自分から情報を取りに行くのではなく、まるでそこに「コンシェルジェ」がいるかのように、「先読み」と「おもてなし」をしてくれるようになるべきだ。

■先読みとおもてなしを実現するためには?

これを実現するためには、TVが特別なハードウエアである必要はなく、むしろ、中身の問題になるだろう。

・SNSをはじめとする各社のソーシャルデータの連携
・情報を生成するアルゴリズム
・優れたUI(ユーザインタフェース)

特に、ソーシャルデータの連携については各企業の思惑もあるし、簡単にはいかないだろうが、やるべき。絶望的な感じはしない。ソーシャルデータの連携というのは、すでに各種アプリで実現しているわけだから、それをTV用にどう味付け、移植するか、というところだろうか。

例えば、iPad/iPhone用にFlipboardというアプリがあるが、ああいうイメージだろう。各種サービスから自分に特化した情報を取ってきて、TVという窓にまとめて表示する。自分TV、超ソーシャルなTVということ。

お金をどう回す仕組み作りはどうするか、など、様々な課題はあるものの、最終的な目標はここなのだと思う。

TVに関しては、このゴールに向かう以外に、今のところ思いつかない。

※追記
話題のドラマを「1クリックで再生できたり」と書いたが、これを実現するためには、番組のアーカイブデータが専用のプラットフォーム上でやりとりができるようになっていることが前提。この話は、今日の話とはレイヤーが別の話ですね。
posted by Sakak at 21:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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