2011年11月30日

【Gadget】ラジオが成功しテレビが失敗した「ネットとの共生」

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■ラジオが成功したネットとの共生

ラジオは、ここ数年以内に以下の2つの方法で、ネットとの共生を成功させた。

Podcast(好きな時に視聴できる蓄積型サービス)
IPサイマルラジオ(ラジオ放送をインターネットで同時にネット配信するサービス)

ラジオが身近に感じるようになったのは、これらのサービスが、我々ユーザにとって、日々の生活の中で手に取りやすくなったからではないか?普段からスマートフォンを持ち歩く我々にとって、ラジオがネットと共生し始めた時、生活の中に自然に溶け込んできた感じだ。

私は毎日通勤中に、IPサイマルラジオ(radikoなど)やPodcastを聴いていて、すでに生活の一部になっている。

ラジオが展開するこれらのサービスが成功した要因は何か?

・ユーザに無理をさせずにサービスを受けられる(今、持っているスマートフォンですぐにでも視聴ができる)
・ユーザのライフスタイルに合わせてくれる(Podcastで後からいつでも聴ける)
・ユーザの好みに応じてカスタマイズができる(プレーヤーは好みのものをアプリストアで選べる)
・ユーザの端末の種類を選ばない(スマートフォン以外でも、PCでもMacでもOK)

サービスを提供する側が、ユーザ目線で、ユーザのライフスタイルに寄り添ってきたからじゃないかな?それを我々が自然に受け入れただけ。

■テレビが失敗したネットとの共生

上に書いた、ラジオのネットサービスが成功した要因の部分をもう一度考えてみよう。スマートTVだとか、放送とSNSとの連携だとか、テレビ放送にぶらさがるおっさん達が言っているわりに、彼らが提案するサービスが、上記の項目の1つも実現できていないことに気づく。

昨日のブログに書いたNOTTVは、上記4つともに全滅。我々のライフスタイルを強制的に変えようとしているサービスの典型だ。すでに既存のテレビ放送で失敗しているのに、また、同じ事を繰り返すらしい。何度やっても失敗する。

■テレビ離れと言うが...

「テレビ離れ」が起きたんじゃない。テレビが、変化した我々のライフスタイルに合わせてこないから、だから使わないだけ。使いにくいんだよ!番組が悪いだけじゃないんだよ。良い番組だって、時々あるんだよ!その「テレビ放送(番組)を我々に届ける仕組み」が悪いの。

例えば、テレビがPodcastのように、後からボタンをクリックすれば、PCでもiPhoneでも再生ができれば、使うよね?ネット配信でテレビが見れるようになったら、ちょっとした空き時間で、見たり聴いたりするよね?

けっきょく、そこなんだよね。

そこで、NOTTVのように、「ドコモの対応端末で」「月額420円で」とか、「おまえらがこっちに合わせてこい」っていう態度でしょ。そんなもの、失敗するに決まってるでしょ。

大事なことに、彼らは気づいていない。ネットとは共生しないと、いけない事を。

以上。

□参考1
私がラジオ視聴によく使っているスマートフォン向けアプリの紹介
【iPhone用】
radiko.jp
らじる★らじる NHKネットラジオ
聴く!ニュース
【Android用】
radiko.jp
らじる★らじる NHKネットラジオ
聴く!ニュース

□参考2(過去の関連記事)
【時事】今こそradikoエリア制限撤廃が必要なワケ
posted by Sakak at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月29日

【Gadget】NOTTVが始まる前から終わっている3つの理由

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スマホ向け放送局“NOTTV(ノッティーヴィー)”の可能性
ドコモと民放が組むスマホ向け放送局「NOTTV」、月額420円で来年4月スタート

リード文引用:
ドコモや在京民放キー局らが組むスマートフォン向け放送局「NOTTV」は、独自番組や24時間ニュース放送を含む3チャンネルのリアルタイム放送と蓄積型放送を展開し、月額420円。ドコモが対応端末を発売し、初年度に100万加入を目指す。

■始まる前から終わっている理由1

端末を、専用のハードを搭載する国内専用のスマートフォンに限定しちゃった点。

本サービスは、7月に停波したアナログテレビのVHF帯を使う。通信を使えば、ハードウエアの制約が無くても使えるのに、放送波を使うことにより、ハードウエアに専用の機能が必要になる。よって、視聴する端末は、ドコモから発売される、国内専用のスマートフォンorタブレットということになる。

現在、スマートフォンで確実に儲けが出ているのは、AppleとGoogleと、Samsungだけだろう。Samsungだって、この先どうなるかという状況において、Googleの言いなりになって、右往左往する国内専用のスマートフォンなんて、もってあと1年、2年だろう。来年あたりから、海外製の格安モデルが次々に投入されてきたら、テレビやPCと同じように、国内専用の高価なスマートフォンは、ジ・エンド。そんな端末を、サービスを利用できる端末にってどういうことか?終わっている最大の理由、その1。

■始まる前から終わっている理由2

ニーズを読み誤っている点。ライブ感を求めているとか、完全に双方向だ、とか、SNSと連携だとか、ワードだけ並べているけど、まったく気持ちが伝わってこない。

mmbiの放送局名は「NOTTV」に、会場内で発表会開催 - ケータイ Watch

この記事にこんなことが書いてある。

引用:
mmbiの常務取締役である小牧次郎氏は、「スマートフォンは完全に立ち上がった。次はスマートTVだ。NOTTVは、通信機能のあるスマートフォン向け放送であり、最初から100%繋がっていて、SNSとの連携は当たり前、視聴者全員参加のクイズも可能になる」と述べた。

どこから突っ込んだらいいか、わからないくらい、ボケている。

はっきりいうと、スマートフォンが立ち上がったかどうかなんて、どうでもいいんだよ。我々にはどんなテレビが必要なのか、視聴者はどういう視聴スタイルを望んているのか、どうすれば、幸せで豊かなTVライフが過ごせるのか、そこの定義付けがまったく伝わってこない。だから、まったく賛同できないし、終わってる。

ジョブズがプレゼンで行う、最初の1ページ、2ページが完全に抜けていて、突然、最後のページだけ見せられて、「お前らこういうのが好きだよな?」ってまったく賛同できないものを押し付けられた感じ。

今、我々が求めているテレビって、もう、決まってるんだよね。テレビのプラットフォーム化なんだよ。そこに向かうしかないの。App Storeのように、プラットフォーム化し、全ての番組が横断的に、番組単位、シリーズ単位で、1クリックで決済できる仕組みだよ。家にいれば、TVで見るし、外で見るなら、iPhoneやスマートフォン、タブレットで見る。そうに決まってるでしょ?そういうプラットフォーム作りを、全く無視して、勝手にこんな、悪あがきみたいなことをしたって、うまくいくわけないでしょ?終わっている理由、その2。

■始まる前から終わっている理由3

発想の出発点がおかしい点。

そもそも、このサービスに関わる登場人物が悪すぎるよね。テレビをつまらなくした張本人の「民放テレビ局」と、国内メーカの端末及びi-modeにこだわり過ぎて迷走中の「ドコモ」。トレンドを読めてないこの2社が、ワクワクするようなものを出してくるとはとても思えない。その前にやることがあるだろう、と言いたい。

どう考えても、このサービスは、発想の出発点がおかしい。どこにも書いていないけど、たぶん、「アナログ停波で空いたスペースをどう使おうか?」っていうところが発想の出発点なんだよ。自分たちにとっての利益優先の発想。「こんなテレビがあったら、楽しいよね!」っていう、我々目線からのスタートでは、絶対にないの。それが、もう、バレバレ。終わっている理由、その3。

■最後に

放送波に空きスペースがあるなら、通信回線を延長させる目的に使うとか、そういうことこそが、本来やるべきことなんじゃないかな。3Gから4G回線への移行が遅れていて、3Gがパンクしそうな時期だしさ。なんか、放送局が全面に出てくると、突然、胡散臭くなるので、みなさん、お気をつけて。

■おまけ

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こんなのゆっくりやっているうちに、終わりそう。

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チャレンジャーのみなさん。失敗しても責任は現場へ。

ドコモ子会社のマルチメディア放送に11社が出資--資本金は約500億円に - CNET Japan
既得権益を守りたい人達、全員集合状態。放送局、広告代理店、国内のスマートフォンを作る電機メーカー、そしてドコモ。みんないるじゃん。「iTVに立ち向かえ!エイエイオー!」ってやってそう。

以上。
posted by Sakak at 22:34| Comment(0) | TrackBack(1) | ガジェット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月24日

【SNS】ガラケーを根こそぎスマートフォン化させる唯一の秘策とは

Facebookとmixiはいまや全く違う土俵のSNSになっていた。/More Access,More Fun!

<この記事からわかる事実>
・mixiのアクティブユーザー数はまだfacebookの3倍以上いる
・mixiの総ページビューのうち、PCからは13.7%しかいない。つまり今や、mixiはほぼガラケーのSNSになっていた

mixiの将来に明るい材料は無いものの、現在使っている人達にとって、mixiを辞めて他に移る動機がない。そもそも、mixiの受け皿になるサービスがない。まさか、「パソコンがmixi専用機」になってる奥様達に、Google+/Facebookが受け入れられるとはとても思えない。

彼女達にとって、システムがクールでUIが優れているとか、関係ない。サークルだのフォローだの、そんなもん彼女達には関係ない。マイミクか他人かそれだけの世界。今の使い方から少しでも変化があると文句は言う。ただ、それだけ。

日本が「mixiを作ってしまった事」と「ガラケーを広めてしまった事」とは、一体化してる気がするね。グローバルな流れに遅れた一員だと思う。良いか悪いかは別で。

■mixiユーザーがスマートフォンを必要としない理由

スマートフォンへの機種変更が右肩上がりに進んでいるというが、私はどこかで頭打ちになるのではないかと思ってる。なぜなら彼女達は、mixiを使うためにガラケーを持っているわけで、それ以上の事を求めていないんだから。

「後からアプリも追加できます」っていう我々には殺し文句に相当するものが、彼女達には「最初から使えるようになってないの?面倒」となる。「タッチパネルでサクサク動くし」と言ってみたところで「タッチパネル?テンキーのボタンでめっちゃ早く打てるから要らない」となる。

それくらいの感覚の違いがある。ガラケーを手放したくない理由があるわけではない。スマートフォンを必要とする理由がないのだ。

つまり、mixiがサービスを終了するか、ガラケーの部品供給が止まって利用停止などという強行策を取らない限り、スマートフォンの使用率の大勢は(ある一定以上は)動かない、と思う。

そう思っていた。しかし、秘策が1つだけ、ある。スマートフォンに彼女たちが必要とする理由を作るのだ。

ガラケーを根こそぎスマートフォン化させる唯一の秘策

それは、mixiに最適化されたスマートフォン、mixiフォンの投入だ。

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<コンセプト>
・OSのレベルまで手を加えた、mixiサービスに最適化されたスマートフォン
・デバイスとクラウドが連係して高速化を実現
・ユーザ毎のアクティビティをHadoopを使って解析し、先読み処理でサクサク動く
・mixiフォン専用サービス(無料ビデオ・音声通話、複数人対応)
・OSはAndroidでいいや。

スマートフォンの売上を伸ばしたい通信キャリアと電機メーカーの思惑と、完全に一致。また、FacebookやGoogle+の登場により、Geekに完全に見放されて「終わった」とまで称されているmixiが、最後に一旗上げるチャンス到来!

mixiユーザーは、行くしかないでしょ。私はもちろん買いませんが(苦笑)。
posted by Sakak at 18:46| Comment(2) | TrackBack(0) | SNS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【ネット社会】ネット住人と非ネット住人の共存の道

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SNSやTwitterを通じて、リアルな世界からネットの世界へ人の流入が起きている。このスピードが加速している。特にSNSやTwitterは、ネット上に「場」を作るツールであるから、そこで人と人との「こぜりあい」が起きる。

■過去にネット上で何度もあった「こぜりあい」

私は25年前からネットの世界に足を踏み入れてここまできているが、ネット上での「こぜりあい」というのは、昔からあった。

ただし、それは(振り返れば)ネット住人vsネット住人という構図だった。同じ人種同志の戦い。全面戦争に発展することもあったわけだけど、長期的に見れば、一瞬の出来事程度。私もいくつかこぜりあいは経験あり。(注1)

■ネット住人vs非ネット住人

しかし、今、起きつつあることは様子が違う。ネット住人vs非ネット住人の構図になっている。やっかいだ。

非ネット住人というのは、まず、リア充。次に、ネットに遅れて入ってきた人、慣れてない人。さらに、ネットの事を全く理解していない(又は間違った理解をしている)おっさん、などなど。非ネット住人は、ネットを1つのツール程度の意識でやってくる。カジュアルユーザーとでも言うのかな。

それに対してネット住人は「ネット世界では誰にも負けない」という意識が高い。それが自分の存在意義でもあるからね。地球人(非ネット住人)vs宇宙人(ネット住人)くらいの差がある。

あらゆるネットメディア(Twitterやmixi等)で昨今、問題化してるよね。「非ネット住人が暴露」⇒「パトロール中のネット住人が発見」⇒「ネット住人が通報」⇒「学校・会社が謝罪」のソリューション。これなんか、まさに、ネット住人vs非ネット住人の構図でしょ?

■これからのあるべき姿は「共存」

リアル世界とネット世界では、世界が違う。そして、今までずっとネットを主戦場として戦ったきた人と、リアル世界から最近やってきた人とでは、見える景色も考え方も違うはず。ネット住人、非ネット住人とキレイに分かれるものでもないが、そのくらい、根本的な考え方に違いがあるということは、お互いが理解しておいたほうがいい。無用な争いを避けるため。

そのためにも、「共存」ということを、頭に入れながら進めることが必要。簡単ではないけど、やる意味はあると思っている。これからの未来は、ネットとリアルをビジネスでもプライベートでも行ったり来たりしながら過ごす、「ハイブリッドな時代」になるのは間違いないから。

(注1)
15年前くらいの出来事。私がやっていた個人サイト(200人くらいの固定ファンを抱えていた)と、同じく個人の女性(主婦)が運営している人気サイトとで、共同(コラボ企画?)でホームページのあるコーナーを作ることになった。最初は楽しくやれていたのだが、ある時に、彼女が私に逆上?(原因不明)して、ネット上で私を罵倒し始めた。私のページのファンの人たちが、それに反応してネット上で応戦。相手のページのファンも、それに応戦。お互いのサイトが大炎上。全面戦争突入。私自身は、終始、ダンマリを決め込んでいたんだけど、落とし前はいると思って、最後は大人的対応で、締めた。相手は、ずーっと、ぶーぶー言ってたけど。今となっては楽しい思い出(苦笑)。
posted by Sakak at 07:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月20日

【SNS】どのSNSを使うかは、どんなリアクションを期待するかで選ぶ

ツイッター・Facebook・Google の使い分けは「誰に情報を届けるか」で考えればすぐわかる | Lifehacking.jp

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Twitterは放送のようなブロードキャスト型(場を共有していない)、Facebookは居間に全員が集まって談笑、Google+はそのいずれでもなく、見知らぬ人との濃厚なやり取りが可能、という例えが面白い。

文末にも書いてあるが、どれを使うかという答えは、どんなリアクションを期待するか、なんだと思う。どんな内容の話をポストするかによって、期待するリアクションは様々だと思うので。それぞれのSNSを一通り使ってみると、リアクションの速度や内容が異なることを実感する。それに応じて自分が望む使い方を構築していけばいいんじゃないかな。

個人情報大セール/quipped

少し話は違うが、Facebook(に代表されるSNS)の、弱点をうまく突いている記事だと思う。どのSNSを使うか、という話と同時に、こういう影の部分も知っておいたほうがいい。

>Facebook友達の中にアホが一人でもいて、そいつがボットに引っかかると、
>自分もボットの「友達の友達」になってしまう

ココです。つまり、誰と友達になるのかが、非常に大事ということです。

まあ、とはいっても、(Facebookは)「友達」というネーミングをつけちゃったことで、ものすごく「断りにくい」雰囲気を出してるよね。あれが「フォロー/アンフォロー」だったら、また、だいぶニュアンスが違ったのに。

そうやって考えていくと、Facebookにはポストできるけど、Google+にはポストできない、みたいな情報ってほとんどないな。どっちにしても、ネットに出すことには変りなく、出せるものは出すし、出せないものは(どちらにも)出せない。

Facebookは、「囲われている」というぼんやりとした雰囲気があるからこそ、逆に、危ないかもしれない。

以上。


posted by Sakak at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ネット社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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